【厚労省ニュース】令和7年「労働災害動向調査」発表!衛生管理者試験で必須の「度数率・強度率」を完全マスター
カテゴリ: 【試験の頻出問題】
労働安全衛生の要となる「労働災害動向調査」の最新結果が発表されました。試験合格を目指す受験生はもちろん、自社の労災防止対策を見直したい企業のご担当者様も必見のデータと必須知識を解説します。

令和7年「労働災害動向調査」の概況と目的
厚生労働省が実施する「労働災害動向調査」は、主要産業における労働災害の発生状況を明らかにすることを目的としています。この調査結果から、災害の発生頻度を示す「度数率」や、災害の重さの程度を示す「強度率」などを推計し、労働安全衛生施策を策定するための基礎資料とされています。
今回の令和7年の概況において、特に注目したいポイントは以下の通りです。
- 無災害事業所の割合は「55.9%」となっており、半数以上の事業所で休業を伴うような労働災害が発生していないことが分かります。
- 一方で、休業を伴わない不休災害度数率は「4.31」となっています。
📌 詳細な原文・資料はこちら
厚生労働省:令和7年労働災害動向調査(概況)
受験生必見!第一種・第二種共通の超・頻出キーワード
衛生管理者試験(労働生理・関係法令など)において、この調査で算出される「度数率」と「強度率」は、毎回のように出題される最重要キーワードです。両者の違いと計算式を必ずセットで覚えておきましょう。
- 度数率(災害の「発生頻度」を表す)
100万延べ実労働時間当たりの労働災害による死傷者数を示します。
【計算式】 (労働災害による死傷者数 ÷ 延べ実労働時間数) × 1,000,000 - 強度率(災害の「重さ・深刻さ」を表す)
1,000延べ実労働時間当たりの労働損失日数を示します。
【計算式】 (労働損失日数 ÷ 延べ実労働時間数) × 1,000
試験では、「度数率の式なのに1,000を掛けている」「”延べ所定労働時間数”や”在籍労働者数”で割っている(正しくは”延べ実労働時間数”)」といった引っかけ問題が頻出します。「度数=100万」「強度=1,000」と関連付けて暗記するのがコツです。
企業のご担当者様へ:実務での活かし方
自社の労働安全衛生体制が適切に機能しているかを図る際、この「度数率」と「強度率」は非常に有用な客観的指標となります。
自社で過去1年間に起きた労災データを用いて度数率・強度率を計算し、厚労省の調査結果(同業種の平均値)と比較することで、「自社は業界平均より労災が多いのか、少ないのか」を正確に把握することができます。次回の安全衛生委員会での報告テーマとして、ぜひ本調査のデータを活用してみてください。
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